合同会社設立の流れ

合同会社の設立に必要な手続きを紹介します。当事務所では、以下手続きの内容及び必要な書類については、「会社設立手続チェックリスト」に全て記載しておりますので、業務をご依頼頂いた方に提供しております。

事前準備

定款の記載事項の決定

定款の記載事項を決定するにあたっては、設立する会社の規模に応じて、社員の役割を決める必要があります。株式会社は、取締役・代表取締役・監査役等の機関がありますが、合同会社(持分会社)では社員のみとなります。社員は1名以上いればよく、さらに社員の中から、業務執行社員代表社員を選定します。株式会社と合同会社の違いについては、左記メニュー「会社設立の基礎知識」−「会社の種類」を参照ください。
当事務所では、合同会社の定款記載事項として、一般的な記載がされている定款サンプルを準備しております。
さらに、ご希望のコースに応じて、以下作業を行います。
【標準コース】
左記メニュー「必要最小限」を参考にして「定款記載事項記入シート(標準コース)」に必要事項をご記入ください。
【熟慮コース】
上記シートの記入及び「定款記載事項記入シート(熟慮コース)」を活用して、定款記載事項を決定します。
「定款記載事項記入シート(熟慮コース)」の定款記載項目については、左記メニュー「定款の記載事項(合同会社)」を参照ください。

許認可の有無を確認

設立する会社の事業によっては、許認可が必要な場合があります。届出書を提出すればいい場合もあれば、一定の基準を満たした上で許可が必要なものや一定の資格を取得していることが開業の条件となる場合があります。
具体的には、左記メニュー「会社設立の基礎知識」−「許認可を必要とする業種」を参照ください。

社員の資格の確認

会社法では、合同会社の社員に対して、株式会社の取締役等のような制限はありません。ただし、会社法以外の法律により、許認可等の要件とされている場合がありますので、上記項目「許認可の有無を確認」で注意する必要があります。

目的・商号の確認

本店の所在地を管轄する法務局にて、目的及び商号の確認を行います。詳細につきましては、左記メニュー「必要最小限」−「(共通)商号」及び「(共通)目的」を参照ください。
商号に問題がない場合は、早めにHP用のドメイン取得をする事をお勧めします。ドメイン名は、インターネット上での企業の顔であり、一般的には重要な要素という位置付けがされていますので、商号と同様の名称が望ましいです。

会社の印鑑作成

代表者印は、法務局に届け出る必要があり必須ですが、それ以外の印鑑については任意です。詳細は、左記メニュー「会社設立の基礎知識」−「会社で使う印鑑」を参照ください。

定款の作成

当事務所では、電子定款で作成しますので、紙の定款の場合に必要な印紙代4万円が不要です。
詳細は、左記メニュー「会社設立の基礎知識」−「電子定款」を参照ください。
合同会社の場合は、公証役場の認証は不要で、合同会社設立登記申請書の添付書類となります。

出資の履行

会社を設立するまでは、会社名義の銀行口座を作ることができないため、代表社員の銀行口座に出資金を払い込みます。

登記申請書類の準備

代表社員の印鑑登録証明書の取寄せ

代表社員の住民票がある市町村役場にて、印鑑登録証明書を取寄せます。印鑑登録がされていない場合は、印鑑登録してから印鑑登録証明書の請求をする必要があります。

添付書類の作成

登記申請書に添付する書類として、一般的に必要な書類場合によって必要な書類があります。詳細につきましては、上記メニュー「設立に必要な書類」を参照ください。
当事務所では、添付書類の作成も取り扱っておりますので、ご利用ください。

登記申請書の作成

登記の代理を職業としてできるのは、司法書士と弁護士のみのため、登記申請書はご自身で作成するか、または、司法書士に委任する必要があります。
司法書士に委任する場合は、当事務所にて委任の代行も行っていますので、ご利用ください。
登記申請書をご自身で作成される場合は、左記メニュー「会社設立の基礎知識」−「リンク集」を参照ください。

設立登記

上記の登記申請書類を持参して、法務局にて設立登記の申請をします。
法務局については、左記メニュー「会社設立の基礎知識」−「リンク集」を参照ください。

 
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